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会社の日常清掃の必要性③

2023年01月30日

こんにちは。

Yahoo!ニュースに
「トイレ紙が尽き、フロアに悪臭が立ちこめる…ツイッターの米国本社が荒れ放題になっている根本原因」
という記事が掲載されていました。

ツイッターといえば、
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が2022年に64000億円で買収し、
大規模なリストラなどで最近なにかと話題になっています。

記事によると、
コストカットの一環としてオフィスの清掃チームとの契約を解除した結果、
トイレットペーパーの補充さえされず、
フロアには悪臭が漂っているとのことでした。
床には食べカスが散乱し、便器も詰まった状態とは恐れ入ります(笑)

それにより社内の士気が下がっているようですが当然ですよね・・・。
毎日そんなに汚いところで働くなんて嫌でしょ。
そこまでなる前に社員も何とかしろよと突っ込みたくなりますが、
日本と違ってアメリカでは自分で掃除をするという教育や習慣が少ないようです。

ちゃんと掃除の時間があって、みんなで協力しながら、
掃除道具の使い方や掃除方法を学ばせる日本の学校教育は優秀なんですね(笑)
そのおかげで、日本人は誰もが最低限の掃除ができますし、
掃除をしろと言われて右も左もまったくわからない人は少ないと思います。

でも、誰もができてしまうから、
会社の掃除を当たり前のように社員が無報酬でやらされている
という現実もあります。

アメリカは契約社会であり、
社員についても雇用契約にない業務は一切やらないという傾向が強いです。
逆に雇用契約にある業務が満足にこなせない場合は
簡単に首を切られてしまいますが。

また「清掃」が単体で仕事として確立されています。
日本での清掃は「仕事のおまけ」程度と考えられていることが多いです。
みんなで使う場所はみんなでキレイにしよう
という教育の賜物なのか弊害なのか・・・。

「掃除を誰がするのか」
このことについて意識されていない経営者の方は多いです。

トイレのゴミ箱が下の画像のようになっていませんか?
これはいつも誰が捨てていますか?

トイレのゴミ箱

ペーパータオルは誰が補充していますか?
知らぬ間に誰かが補充してくれていませんか?

ペーパータオル

「みんなでやればいいでしょ」
「気づいた人がやればいいでしょ」
「事務員がやればいいでしょ」
「暇な人がやればいいでしょ」
「女の人がやればいいでしょ」

大体がこんな感じです。
実際、日本であればこんな感じでもツイッターのようにはなりません。
トイレに汚物が詰まりまくって社内に悪臭が漂う状態
まではいかないでしょう(笑)

また、上記のような考え方だとしても、
掃除が仕事であると社内で認識され、
尚且つ報酬(勤務時間内にやるか、時間外なら別途手当を支給)が
しっかりと支払われているのであれば特に問題ないと思います。
「女の人がやれば・・・」は今の時代アウトでしょうが。

ですが、社員の善意に甘えまくっている経営者のみなさん!
社員が始業30分前にきて掃除するのは当たり前じゃないですよ!
その時間が勤務時間としてカウントされてないなんて論外ですよ!

清掃にはそれ相応のコストが掛かるものです。
でも、何でもかんでも我々のような業者に外注してほしいとは言いません。
やっぱり金銭面での負担は大きいですからね。

でもせめて、朝早く、夕方遅くにお掃除を頑張ってくれている社員には
対価を与えていただきたいです。

それが当たり前のように浸透してくれば、
「清掃」という仕事の必要性が広く認められ、
巡り巡って我々業者のメリットにもなります。

今日はツイッターの記事が衝撃だったので、
それにつられてよくわからないブログを書いてしまいました(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!