【必見】家事代行の料金を深掘りして考察します☆
こんにちは 🙂
今日は我が社の中心事業である家事代行の料金について、
できるだけ深く掘り下げて解説していきたいと思います。
家事代行サービスですが、
その名の通り家事を代行するサービスです。
理由は色々ありますが、
何らかの事情でお客様が家事をできない場合、
お客様に代わって家事を代行するんですね 😛
料金体系について、基本的には時間制となります。
1時間2,000円(税別)です。
これは作業料金なのですが、
もう一つ交通費という料金もいただきます。
これは1回300円(税別)です。
同業他社のサイトを見ると、
消耗品費や鍵保管料、損害保険料なども
必要な会社もあるようですが、
弊社は作業料金と交通費のみとなります 😉
さて、
1時間2,000円の作業料金と1回300円の交通費ってどうなんでしょうか?
高い?
安い?
それとも普通?
よくわかりませんよね 😥
参考までに「家事代行」と検索すると上位に表示されるような
業界大手の料金と比較してみましょう。
なお、弊社の家事代行サービスは定期のみなので、
比較も定期だけになります。ご了承ください。(スポットは除外です)
まずはベアーズさん。
家事代行について検索したことがある方なら
一度は聞いたことがある大手の家事代行屋さんです。
ベアーズさんの定期は3つのプランに分かれているようです。
「ロイヤルプラン」は1時間6,500円(税別)
「デラックスプラン」は1時間3,300円(税別)
「ベアーズパックライトB」は1時間2,350円(税別)
交通費は一律1回917円(税別)のようです。
またロイヤルプランについては登録費20,000円(税別)、
管理費30,000円(税別)が初期費用として必要であり、
2年目からは更新管理費20,000円(税別)が必要なようですね 😀
各プランの概要として、
ベアーズパックライトBはWEB申込限定、水回りのお掃除限定、在宅限定。
デラックスプランは標準的なプランのようで、
家事全般を依頼することができるようです。
ロイヤルプランも作業内容的にはデラックスプランと同じようですが、
かなりレベルの高いスタッフ(全スタッフの1%未満)が
作業する点がウリのようです 😆
続いてはイオングループが運営するカジタクさん。
イオングループが母体ということは、資本的にこの業界No. 1でしょうね。
カジタクさんの由来は「家事の宅配」ということのようで、
サービス的には掃除代行サービスや
料理代行サービスと分かれているようですね。
気になる料金ですが、
掃除代行・料理代行ともに
「毎週プラン」は1時間3,150円(税別)
「隔週プラン」は1時間4,100円(税別)
「月1プラン」は1時間4,500円(税別)
交通費は一律1回960円(税別)のようです。
掃除も料理もしてほしい場合にはいくらになるのかが気になるところ。
また不在時における作業を希望する場合には
鍵預かり料が月960円(税別)必要になるようです。
最後は言わずと知れたダスキンさん。
ダスキンさんの家事代行サービスは「メリーメイド」というようですね。
ダスキンさんといえば清掃会社のイメージが強いですが、
日本におけるミスタードーナツの運営会社でもあります。
ご存知でしたか?かなり古くから多角化経営をされていたんですね 😀
さて、
そんなダスキンさんの家事代行サービスの料金ですが、
エリア別に分かれた体系のようです。
千葉県が入るAエリアの料金は、
「2時間作業の場合」1時間4,500円(税別)
「3時間作業の場合」1時間4,333円(税別)
延長料金は1時間3,300円(税別)のようです。
交通費の記載が見当たらないので、
上記の料金に含まれているのかもしれませんね。
また、
男性1名で在宅しているお宅には
必ず2名のスタッフで作業するようです。
先日、別の記事で弊社の事例をご紹介しましたが、
防犯上の対策なんだと思われます 😎
以上、
大手3社の料金を簡単にご紹介しましたが、
比較すると弊社の料金は安いという結果になります。
でも、
大手3社は都市部をメインエリアにしている為、
様々なコストが弊社とは大違いです。
実際のサービス内容には大差ないのですが、
料金が高くなってしまうのは仕方がないですね 😥
例として最低賃金を比べると、
東京都は1,041円で千葉県は953円です。
建物の賃料なんかも全然違いますしね。
さて、
いつもならこのあたりで終わることが多いですが、
今日はもう少し深掘りしていきます 😳
少し会計的な話しになりますが、
売上高から売上原価を差し引くと売上総利益、つまり粗利がでます。
↓
その粗利から様々な経費(販管費)を差し引くと営業利益。
↓
営業利益に事業外損益を反映させたものが経常利益。
↓
経常利益に特別損益を反映させたものが税引前当期利益。
↓
税引前当期利益に税金を反映させたものが当期純利益です。
世の中のほとんどの会社は
この当期純利益を求めて活動しているわけです。
では、
弊社のように家事代行業を営んでいる会社の場合、
売上や原価、その他の経費とは具体的にどんなものなのでしょうか。
これがわかれば、
家事代行の料金設定について理解が深まるのではないでしょうか 🙂
解説していきます!
まずは売上高。
これは一番想像しやすいところだと思いますが、
お客様からいただく料金ですね。
1時間2,000円の作業料金や1回300円の交通費が該当します。
これを積み上げたものが売上高です。
次に売上原価。
小売店であれば商品の仕入代金、
ご飯屋さんであれば材料の仕入代金なとが思いつきますが、
家事代行における原価ってなんでしょう。
答えは実際に現場で作業する(働く)スタッフの人件費ですね。
お給料や交通費、それらの振込手数料、
社会保険料や労働保険料などなど。
現場で実際に家事代行サービスを
提供するスタッフに関係する経費が売上原価となります。
時給もガソリン代も年々上がりますし大変です。
お客様からいただいた料金から、
これらの経費を差し引いたものが粗利となります 😯
「なら会社はだいぶ儲かってるだろ!」
「もっと料金を下げろー!」
なんて声をいただくこともあるのですが、
それは違います。
会社はこの粗利から
様々な経費(販売費及び一般管理費)を支払うんです。
まずは人件費。
現場スタッフの人件費ではないですよ。それは原価なので。
社長の給料(弊社は貧乏会社なので払えません(笑))
事務員の給料、交通費、社会保険料、労働保険料なんかですね。
事務員さんがいなければ会社の事務は回りませんし、
月給1万円では誰も働いてくれません。
つまり、特にしっかり払わないといけない経費です 😮
会社にとっては負担が大きくも大切な経費です。
次に家賃。
事務所の家賃ですね。
弊社の場合は賃料+保証料+口座振替手数料を支払っています。
電気代、ガス代、水道代もあります。
月極駐車場の賃料もあります。
これらが賃料というか、事務所の維持費ですね 🙁
次に保険料。
お客様への賠償に備えた損害賠償責任保険、
自動車保険など。自動車繋がりだと
社用車のガソリン代、車検代、修理代、整備代、税金など。
なお、損害賠償責任保険は売上が上がれば上がる程
保険料も上がる仕組みです 🙁
次に通信費。
事務所のネット回線、プロバイダ、社用スマホなどの料金です。
回線も法人用なので高めですし、
社用スマホも1台2台ではありません。
他にも
顧問料、郵便代、消耗品代、収納代行代・・・・・
など言い出したらキリがありません。
そして非常に大きな経費がもう一つ。
広告費です!!
スタッフを募集する為の求人広告や、
依頼を獲得する為の宣伝広告に関する経費です。
これがデカイ。
広告は水物です。
日夜研究しているつもりですが、
思い通りにいくことはまずありません。
どんどんお金が掛かるんです。
小さな会社にとって広告は大きな希望になりますが、
大きな負担でもあるのです 🙄
とまあこんな感じに経費がめちゃくちゃ掛かるんです
これを全部粗利で賄うことになるわけですが・・・
賄えません(笑)
経営状態を良くする為には、
粗利を増やすか、
販管費を減らすか、
その両方を行うかの3択です。
販管費は可能な限り減らしています。
経費は毎月見直して、無駄があればすぐにカットします 🙂
でも、
粗利を増やすのは難しいんですね。
基本的にはお客様の数を増やしていくしかありません。
数が増えないのであれば、
料金を上げるか、
原価となる現場スタッフの給料を下げる
方法もありますが、これはなかなか難しいです。
粗利を増やしていくっていうのは
経営者にとって永遠の課題だと思います 😥
そんなわけで、
1時間2,000円の料金から
現場スタッフのお給料を引いただけの計算で
「儲けるなー」
とか
「料金下げろー」
という主張はご遠慮ください(笑)
料金というのは
お客様にとって一番気になる部分だと思いますが、
見えない経費や
会社の事業計画まで踏まえて設定されていますので、
どうかご理解いただきたいです 😳
そんなわけで、
今日は料金について少し掘り下げて解説してみました! 😉
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
過去一で長い記事になったかな?(笑)
家事代行サービスの新規依頼、じゃんじゃん募集中ですよー!!! 😆
« 3月に入りました(^^♪ | 片づけられないお家。 »
対応エリア

過去の記事
スマホサイトはこちら

家事代行ファミリーサポート
スマホ・携帯サイト